SP-T・SP-U
AIRIN(アイリン)システム

高気密の課題・・・揮発性物質と換気量

 住宅建築における「断熱の技術」はようやく曲がり角に差し掛かってきた。
 最近までは高気密高断熱が究極の技術のようにもてはやされてきたが、建築基準法の改正と共に、 高気密の問題点が大きくクローズアップされ出して、一転して数倍もの換気が義務付けられ、更に換気を止めぬように「スイッチを操作できないところに設けては」などと、妖しい話まで飛び出してきている。
 気密を高める事によるVOC等の揮発性物質の問題が大きな矛盾とされだしたからである。

 そもそも断熱も気密も、目指すところは省エネであり、暖房負荷や冷房負荷の軽減が目的である。
 大変に手間のかかる作業と、決して安くない施工費を費やして気密を高めておいて、そのうえで換気を大幅に増やすという矛盾を「おかしい」と思わなければ、まず感覚がおかしいと言わざるを得ない。
 実際3〜4年経過すると、8割程度は高気密が保たれていなく、維持出来ていないのが現実である。壁や天井の隅の壁紙にヒビが入り隙間が出来ているのを見た事はないだろうか?さらに目に見えない所で、躯体等の歪みによる隙間が起きていては何の意味もない。

 そもそも熱交換型の換気扇というものは、まだ熱の交換率が低く、対流式の暖房の熱などはかなり逃がしてしまうため、 経済的とは言えず、またそれ自体が24時間回り続ける事自体、大いに無駄であり、換気箇所が大幅に増えている現状では、良い方法とは言えないのである。
 しかしながら換気を回し続けなければ室内の空気は汚染されたままで健康に障害をもたらしてしまう。
 省エネを目指すはずの高気密高断熱という住宅は、このような問題を孕みながらも現在も建築され続けている。

熱の三原則・・・「伝導・対流・放射」

 ここで改めて「断熱技術」というものを考え直すべきときにきていると、考えるべきではなかろうか。
科学の基本である「熱の移動」つまり「熱の伝わり方」を思い出して頂きたい。
熱の伝わり方には、「伝導」・「対流」・「放射」の3種類があることはほとんどの人が知っているのだろうか。
 実は驚く事に、この基本中の基本である3種類のうち、実際に活用されている技術は2種類しかないのである。つまり、放射、あるいは反射という概念がそっくり抜け落ちているのである。
 現在市販されている断熱材の中で、十分な放射熱に対する対策がとられているものは、皆無に等しいのである。
 「放射熱」というまでもなく「赤外線」対策がここまで置き去りにされていたのか、不思議なくらいである。
ところがこの放射による熱損失が意外なほど大きいのである。

壁体内の熱損失・・・空間を持つ場合

壁体での構造で、例えば数ミリの空間でもある構造だと、熱損失のうちに占める放射による熱損失は全体の60%にも及ぶ事が米国の実験で報告されており、決して見逃してはならない大切なポイントなのである。
この赤外線の熱損失を防ぐための《赤外線バリア》として、雪国科学のAIRINシステムが用意されています。


---赤外線反射断熱材---
AIRIN
ジェリコウォール
  北陸雪国科学
Refraction of infrared rays saves cost of air control.

 









 

                                      
   
           
  「在来工法と現代住宅

高温多湿な日本の木造建築には数々の知恵が含まれている事はご存知でしょうか?
奈良県生駒郡斑鳩町にある「法隆寺」。聖徳太子が1,400年前に建立した寺院で、1993年にユネスコ世界文化遺産として登録されました。
この法隆寺は世界最古の木造建築ですが、長い間地震や台風にあっているにもかかわらず、今も尚凛とした姿です。
日本の木造建築技術は、世界から賞賛を浴びる程優れたものであり、自然と共に暮らす日本人の生活習慣をうまく取り入れられたものでもあります。
1,400年前の飛鳥時代にはすでにこの技術が完成し、伝承されて行かなければならないはずが、住宅建築においては諸外国から入って来た2×4や高気密といった日本の気候風土に合わない建築方法で、わずか30〜40年で建替えてしまう事を残念としか思えません。
100年以上も建っている古民家に発泡ウレタン断熱材や強制換気システムがあったでしょうか?
家と人との事を本当に考えているのでれば、木や土や紙の特性を生かした家作りをするのが基本で、先人の知恵と技術を取り入れるのが当然と考えるべきです。