高気密の課題・・・揮発性物質と換気量 住宅建築における「断熱の技術」はようやく曲がり角に差し掛かってきた。 ここで改めて「断熱技術」というものを考え直すべきときにきていると、考えるべきではなかろうか。 |
![]()
「在来工法と現代住宅」
![]() |
高温多湿な日本の木造建築には数々の知恵が含まれている事はご存知でしょうか? 奈良県生駒郡斑鳩町にある「法隆寺」。聖徳太子が1,400年前に建立した寺院で、1993年にユネスコ世界文化遺産として登録されました。 この法隆寺は世界最古の木造建築ですが、長い間地震や台風にあっているにもかかわらず、今も尚凛とした姿です。 日本の木造建築技術は、世界から賞賛を浴びる程優れたものであり、自然と共に暮らす日本人の生活習慣をうまく取り入れられたものでもあります。 1,400年前の飛鳥時代にはすでにこの技術が完成し、伝承されて行かなければならないはずが、住宅建築においては諸外国から入って来た2×4や高気密といった日本の気候風土に合わない建築方法で、わずか30〜40年で建替えてしまう事を残念としか思えません。 100年以上も建っている古民家に発泡ウレタン断熱材や強制換気システムがあったでしょうか? 家と人との事を本当に考えているのでれば、木や土や紙の特性を生かした家作りをするのが基本で、先人の知恵と技術を取り入れるのが当然と考えるべきです。 |
![]()